夜になったら

不安定な日々の暮らしの中で生まれる感情をまるでセンチメンタルなポラロイド写真のように切り取ったような全８曲。

THE NINTH APOLLO、small indies table主催ワタナベアキラ氏が立ち上げる新レーベル”WELL BUCKET RECORDS”
第二弾アーティストは、度重なるメンバーチェンジや活動休止に追い込まれながらも歌うことを諦めなかった
孤高の歌うたい、林萌々子率いる大阪３ピースガールズロックバンド[Hump Back]

大阪発、WELL BACKET RECORDS所属、３ピースガールズロックバンドHump Backの初全国流通音源。不安定な日々の暮らしの中で生まれる感情をまるでポラロイド写真のように切り取ったようなソングライティング。あどけなく時に幼い子供の泣き声のようなVo,Gt林の歌声は”うた”をより凛と際立たせる。
ーあの頃の僕は、怖いものなんて何もなかったー
放課後、いつもの帰り道、駅のホーム、あの頃の匂い、記憶の中に蘇る愛おしい景色、精一杯でも不甲斐ない日々、描いた夢、全てがセンチメンタルでリアル。それは知らない誰かの物語。今、ようやく夢の途中の真っ最中。ここから全てが始まる1stミニアルバム

アルバムタイトルの由来にもなっている死んでしまった猫に歌ったM1[月まで]
当時感じた苦い思い出を時が経った今、振り返ってみると案外笑い話になっていて拍子抜けた。後悔とやり切れないモヤモヤにしがみついていた自分と別れの歌M2[短編小説]
せめて思い出だけは綺麗でいて欲しいと過去の恋の曲M3[チープマンデー]
世の中の些細なことに腹を立てつつも何も変えられない自分にもどこか納得しているM4[嫌になる]
Hump Backがライブハウスでできた初めての先輩、破天荒で天真爛漫、打ち上げはサイテー、飲まされたテーキラの味、薄暗い始発、それでも初めて「歌い続けろ」と言ってくれたヒーローの歌。M5[ヒーロー]
16歳の頃、人生で2番目に作った歌M6[ぎんのうた]
本作の最後の曲”いつか”はvo/gt.林が17歳の頃に書いた”いつか”でこの”夢の途中”のテーマは、「22歳になった自分が書く”いつか”」M7[夢の途中]
vo/gt.林が1人で活動することになったときもリリースが決まった時も大切に歌い続けているM8[いつか]

バンドのことはもちろん、vo/gt.林が生きてきた人生そのものを詰め込んだ渾身の一作です。